New Balance FuelCell SuperComp Elite v6 と New Balance FuelCell SuperComp Elite v5 の違い(数値比較)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6はNew Balance FuelCell SuperComp Elite v5の後継モデルです。
- メーカー公表値で比べる5項目の内訳は、変わった1項目・据え置き1項目・同じ条件で比べられない3項目です。
- 変わったのは価格です。
- ドロップは据え置きです。
SuperComp Elite v6と v5、どっちを買えばいい?
v6が2026年8月6日に出て、v5もまだ売り場に残っています。定価の差は2,200円。ただしこの2世代は、同じ土俵で比べられる項目と、そもそも比べられない項目がはっきり分かれています。どこまでが数値の話で、どこから先が数値の外なのかを、先に線引きしておきます。
- ソールの厚さを数字で確かめてから買いたい人は、v6です。v6はかかと40mm・前足部32mmと公表されていますが、v5はメーカーの公表値を確認できていません。公表値上では、厚みで比べることができません。
- ミッドソールが何の系統の素材かを確かめたい人は、v5です。v5はミッドソール(FuelCell)が「100%PEBAフォーム」で作られていると公表されていて、PEBAは商標ではなく素材の系統名です。v6で公表されているのはミッドソール素材の名前「Infinion」までで、それが化学的にどの系統(PEBAなど)かは公表されていません。
- 支払う額を抑えたい人は、v5を見る価値があります。定価はv5のほうが2,200円低く、そのうえ実際の売値は定価と別に動きます(このページ下の価格欄で確認できます)。
- 重さで選びたい人へ:この2世代の重量は、同じ土俵で比べられません。公表値はv6が198g、v5が215gですが、重さを量ったときの基準サイズが違います(v6は27.5cm、v5はウィメンズ サイズ7/メンズ サイズ9.5)。そのため差は出していません(次のパートで書きます)。
なぜそう言えるのかを、公表されている数値と素材から順に見ていきます。
理由①:数字が動いたと言い切れるのは定価だけ。ドロップは2世代とも8mmで据え置き、ソール厚は片方しか公表されていないので「変わった」とも「据え置き」とも言えません。重量は両世代とも公表されていますが、基準サイズが違うので引き算していません。
理由②:ミッドソールの説明のされ方が、2世代で変わった。v5は「FuelCell」というミッドソールの名前に加えて、それが「100%PEBAフォーム」で作られていると素材の系統まで書かれていました。v6で公表されているのはミッドソール素材の名前「Infinion」までで、それが化学的にどの系統(PEBAなど)なのかは書かれていません。
理由③:この2足は、数値だけで優劣を言い切れる項目が少ない組み合わせです。値段とドロップは比べられます。重さは両方に公表値があるのに基準サイズが違い、厚みと素材の系統は片方に数字や記載がないので、いずれも比べられません。その線引きを知っておくこと自体が、この2世代では判断材料になります。
結論:比べられるのが2項目、比べられないのが3項目
このページの「スペックをくらべる」の表が、その内訳です。
| 項目 | v6 | v5 | v6はどうなったか |
|---|---|---|---|
| 重量(片足) | 198g (27.5cm基準) |
215g (ウィメンズ7/メンズ9.5基準) |
基準サイズが違うため 比べられない |
| ドロップ | 8mm | 8mm | 据え置き |
| ソール厚(かかと) | 40mm | 公表を確認できず | 比べられない |
| ソール厚(前足部) | 32mm | 公表を確認できず | 比べられない |
| 定価 | 31,900円 | 29,700円 | 2,200円高い |
ソール厚の欄は、調べ忘れではありません。ニューバランスがv5のソール厚を公表しているかどうかを、日本公式の商品ページの保存版・日本公式に残る別仕様の商品ページ・グローバルの公式ニュースルーム・英国公式ページの保存版・米国公式ページの保存版という5つの経路であらためて当たりましたが、2026年8月25日にあらためて確かめた時点でも、メーカーの公表値としては確認できていません。分からない数字を、それらしい値で埋めることはしていません。
ひとつだけ、メーカーの公表値の外から言えることがあります。v5にだけ当てはまる話ではありませんが、厚みが分からないv5については意味を持ちます。v5は世界陸連(World Athletics)の公認シューズリストにロード用として載っています(World Athletics 公認シューズリスト →・2026年8月21日確認)。同連盟のシューズ規則(Book C – C2.1A・2026年1月1日発効)はロード種目で使えるソール厚の上限を40mmと定めているので、同連盟の測り方で40mm以下と認められている、というところまでは分かります(この規則の位置づけは厚底シューズの記事でも説明しています)。ただし同連盟は「メーカーに属する技術情報は公表しない」と規定そのものに書いていて、リストに数値は載りません。そのうえ同連盟の測り方はインソールを含み、かかと側は靴の内寸長の12%の地点で測ると決まっていて、メーカーが公表するソール厚とは定義が違います。上限が分かるだけで、v5の数字の代わりにはならない、ということです。
v6の側は、ニューバランスのグローバル公式ニュースルームに数字そのものが載っています。逐語で引くと「Total Stack Height: 40mm/ 32mm」です(ニューバランス公式ニュースルーム →)。
SuperComp Elite v6
- かかと
- 40mm
- 前足部
- 32mm
- ドロップ
- 8mm
SuperComp Elite v5
- かかと
- 非公表
- 前足部
- 非公表
- ドロップ
- 8mm
v5は、かかと・前足部の2つをメーカーの公表値として確認できていません。図に当てはめる数字が無い、ということです。
ドロップは2世代とも8mmで据え置きです。ただしv5はドロップだけが公表されていて、ソール厚のほうは公表を確認できていません。そのため、「同じ8mmでも、どの高さから傾いているのか」はv5側で確かめられません。ドロップが同じ=ソールの高さも同じ、ではない、というのがここの読みどころです。
素材の話:v5は素材の系統名まで、v6は素材の名前まで
前の型はミッドソールが「100%PEBAフォーム」って書いてあったのに、新しいほうはInfinion? 中身が別物になったってこと?
公表資料から確かに言えるのは、説明のしかたが変わったことです。v5はミッドソールの名前(FuelCell)に加えて素材の系統(PEBA)まで書かれていましたが、v6は素材の名前「Infinion」までです。中身のフォームが別物になったのかどうかは、公表資料からは分かりません。
ここは並べてみると分かりやすいところです。
v5の公式商品ページには、逐語でこう書かれています。「100%PEBAフォームで作られたFuelCellミッドソールを搭載したSuperComp Eliteを完成させるために何年も研究が重ねられました」(ニューバランス公式ページ(アーカイブ)→)。英語の公式ページも同じ一文を「a FuelCell midsole made with 100% PEBA foam」と書いています(ニューバランス英国公式ページ(アーカイブ)→)。
ここで名前が2つ出てくるので、分けておきます。FuelCellはミッドソールそのものの名前で、PEBAはその素材の系統名です。PEBAは商標ではなく、ポリエーテルブロックアミドという化学系統を指します。つまりv5は、ミッドソールの名前だけでなく、その中身が何の系統なのかまで名指しで公表しているモデルにあたります。
いっぽうv6の日本向け公式リリースには、逐語でこう書かれています。「大幅な軽量化と爆発的なエネルギーリターンを実現する最新コンバウンドに、パフォーマンスを長く持続させる『Infinion』テクノロジーを融合。」(ニューバランスジャパン公式ニュースリリース →)。ここで出ているのはミッドソール素材の名前「Infinion」で、それが化学的にどの系統(PEBAなど)なのかは書かれていません。ミッドソールの名前と素材の系統を両方書いていたv5に対し、v6は素材の名前のところで説明が止まっている、という違いです。なお「大幅な軽量化」「爆発的なエネルギーリターン」はメーカーが自社の言葉で述べている内容で、このページで確かめた事柄ではありません。数値として確かめられるのは、上の表に載せた重さ・厚さ・ドロップ・定価までです。
- 言えること:ニューバランスは、Infinionを「パフォーマンスを長く持続させる」ためのものとして説明しています。同じInfinionについて、米国のニューバランス公式サイト(1080 v15の商品ページ)にも、フォームは使ううちに圧縮されて効きが落ちるという前置きのうえで、Infinionはそこに向けたものだという説明があります。いずれもメーカーが掲げている狙いであって、このページで確かめた内容ではありません。
- 言えないこと:Infinionが化学的にどの系統なのか。特許・日本と米国の公式ページ・公式ニュースルーム・メーカー発のリリースを当たりましたが、系統を示す記載は見つかりませんでした。
- だからシューログは、この欄を空けたままにしています。シューズの詳細ページでもミッドソールの系統は「非公表」と表示されます。それらしい分類を入れれば表の見た目は埋まりますが、それは調べて分かったことではないからです。
系統が分かっている素材と分かっていない素材で、何がどう変わるのかはミッドソールの素材ガイドで説明しています。この記事の下にある素材カードでも、v6は「非公表」と表示されます。
同じレーシング帯で基準サイズつきの重量を公表している17足は145〜258g・中央値204g(この靴は中央値より−6g)
重量など公表値による行は全モデルで表示します。素材系統に依存する行(反発・温度耐性)は、系統が公表されているモデルのみ表示します。メーカーが化学系統を公表していないモデルについて、シューログは推測で埋めず「非公表」と表示します。なぜ非公表のままにするのかは素材の読み方ガイドで解説しています。
図の記号は素材の種類の略号です。
- PEBA=ペバックス系
- A-TPU=脂肪族ウレタン系(ウレタンの新しい世代)
- SC-EVA=超臨界発泡EVA(高圧のガスで細かく発泡させたEVA)
- TPU=ウレタン系
- EVA=スニーカーなどにも使われる一般素材
系統ごとの一般的傾向(個別モデルの実測値ではありません)。詳しい見方は素材ガイドへ →
スペックをくらべる
比べているのはメーカーが公表している数値だけです。シューログが計測した値ではありません。履き心地や反発の強さのような、実際に走らないと分からない項目は扱いません。
| New Balance FuelCell SuperComp Elite v6 | New Balance FuelCell SuperComp Elite v5 | 新しい方はどう変わったか =新モデル − 旧モデル | 全体の中央値 | |
|---|---|---|---|---|
| 重量 | 198g(27.5cm基準) | 215g(ウィメンズ サイズ7/メンズ サイズ9.5基準) | 基準サイズが異なるため比較していません | — |
| ドロップ | 8mm | 8mm | 据え置き | 8mm ロード用107足 |
| ソール厚(かかと) | 40mm | — | 片方が未取得のため差なし | 39.3mm ロード用62足 |
| ソール厚(前足部) | 32mm | — | 片方が未取得のため差なし | 31.5mm ロード用61足 |
| 価格(メーカー希望小売価格) | ¥31,900 | ¥29,700 | +¥2,200 | ¥22,000 ロード用112足 |
重量
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- 198g(27.5cm基準)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- 215g(ウィメンズ サイズ7/メンズ サイズ9.5基準)
- 新しい方はどう変わったか
=新モデル − 旧モデル - 基準サイズが異なるため比較していません
- 全体の中央値
- —
ドロップ
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- 8mm
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- 8mm
- 新しい方はどう変わったか
=新モデル − 旧モデル - 据え置き
- 全体の中央値
- 8mm
ロード用107足
ソール厚(かかと)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- 40mm
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- —
- 新しい方はどう変わったか
=新モデル − 旧モデル - 片方が未取得のため差なし
- 全体の中央値
- 39.3mm
ロード用62足
ソール厚(前足部)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- 32mm
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- —
- 新しい方はどう変わったか
=新モデル − 旧モデル - 片方が未取得のため差なし
- 全体の中央値
- 31.5mm
ロード用61足
価格(メーカー希望小売価格)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- ¥31,900
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- ¥29,700
- 新しい方はどう変わったか
=新モデル − 旧モデル - +¥2,200
- 全体の中央値
- ¥22,000
ロード用112足
重量は、両モデルで基準サイズが異なるため差を比較していません。
かかとのソール厚・前足部のソール厚は、片方のモデルでメーカー公表値を確認できないため差を出していません。確認できた側の数値は表に載せています。
ほかのシューズと比べた位置
厚さ・重さ・価格が、同じロード用のシューズの中でどのあたりなのかを示しています。棒を押すと、その範囲のシューズ一覧を見られます。
重量基準サイズつき64足 / 145〜351・中央値262.5
ロード用105足の分布(棒の色=重量の基準サイズ/棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
▼=この靴▽=比較相手
ドロップ107足 / 4〜10・中央値8
ロード用107足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
▼=この靴▽=比較相手
ソール厚(かかと)62足 / 27〜46・中央値39.3
ロード用62足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
▼=この靴▽=比較相手
ソール厚(前足部)61足 / 17〜38・中央値31.5
ロード用61足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
▼=この靴▽=比較相手
価格112足 / 10450〜49500・中央値22000
ロード用112足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
▼=この靴▽=比較相手
基本情報
| New Balance FuelCell SuperComp Elite v6 | New Balance FuelCell SuperComp Elite v5 | |
|---|---|---|
| 発売日(日本) | 2026-08-06 | 2025-08-07 |
| アッパー | メッシュ(FANTOMFIT) | 単層メッシュ(FANTOMFIT) |
発売日(日本)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- 2026-08-06
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- 2025-08-07
アッパー
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v6
- メッシュ(FANTOMFIT)
- New Balance FuelCell SuperComp Elite v5
- 単層メッシュ(FANTOMFIT)
アッパーとアウトソールは、メーカーの公表内容に基づく表記です。商標名で公表するメーカーと、素材の一般名で公表するメーカーがあります。英語や複数箇所に分かれた記載は、読みやすさを優先して整えている場合があります。
New Balance FuelCell SuperComp Elite v6の発売日の出典:メーカー公式プレスリリース|取得日 2026-09-02
New Balance FuelCell SuperComp Elite v5の発売日の出典:メーカー公式プレスリリース|取得日 2026-09-02
重さの「基準サイズ違い」と、ソール厚の「非公表」をどう読むか
上の表と分布で、数字そのものは見えました。引き算できたのは定価だけです。29,700円から31,900円へ2,200円上がっています。
残りの2項目は、数字が無いから出せないのではありません。重量はv6が198g・v5が215gと両方とも公表されていますが、量ったときの基準サイズが違うため差を出していません。ソール厚は、v5側にメーカーの公表値が見当たらないため、差そのものが出せません。ここではこの3つの項目をどこまで信用していいかを、言えることと言えないことに分けて書きます。
重さは、なぜ引き算しないのか
同じ靴なのに190gって書いてるところもあるんだけど、どっちが本当なの?
どちらもニューバランス公式の数字です。同じモデルについて、公式のチャネルどうしで表記が分かれています。
v6の重量は、公式の中で2つの数字が並んでいます。
- 日本のニューバランス公式ページ:198g。基準サイズは「ウィメンズモデル:24.0cm、メンズモデル:27.5cm」と明記されています
- ニューバランスのグローバル公式ニュースルーム:190g。表記は「Men’s Size 9.5 D 6.7 oz (190g)」です
シューログは、基準サイズがはっきり書かれている日本公式の198gを載せています。どちらかが誤りだと判断したわけではありません。同じ靴について公式の表記が分かれているという事実のほうを、シューズの詳細ページに注記として残しています。
同じことがv5にも起きています。
- 米国のニューバランス公式ページ(保存版):215g。重量欄の注記は英語で、訳すと「表示重量は片足(ウィメンズ7/メンズ9.5)」にあたる一文が置かれ、基準サイズが書かれています
- 日本のニューバランス公式ページ(保存版):214.9g。基準サイズの記載はありません
こちらもシューログは、基準サイズが書かれているほう=米国公式の215gを載せています。v6で日本公式を採ったのと、選び方の理屈は同じです(基準サイズが分かる数字を優先する)。
そのうえで問題になるのが、2世代で基準サイズそのものが違うことです。v6は27.5cm、v5はウィメンズ サイズ7/メンズ サイズ9.5。量っている靴の大きさが同じだと確かめられないので、198gと215gを引き算していません。比較表の重量欄が「基準サイズが異なるため比較していません」となっているのは、この意味です。
- どちらもメーカーの公表値です。198g(v6)も215g(v5)も、公式ページに書かれている数字をそのまま載せています。
- ただし、引き算した数字は出しません。片方はcm表記、もう片方はウィメンズ/メンズのサイズ番号での表記で、同じ大きさの靴を量ったものかどうかを確かめられないためです。「たぶん同じくらい」で引き算はしません。
- 基準が1サイズ違うだけで、重量は数gから十数g動きます。198gと215gの見かけの開きは、その振れ幅と同じくらいの大きさです。だから「どちらが軽いか」を、この2つの数字だけで決めないでください。
- どちらの数字からも「走りがどう変わるか」は出てきません。公表値として何が書かれているか、までが、ここで確かめられる範囲です。
同じモデルなのにサイトによって重量が違って見えることがあるのは、たいていこれが理由です。どちらかが嘘なのではなく、量っているものが違うだけのことがあります。詳しくはランニングシューズのスペックの見方で解説しています。
なお、収載113足のうち重量の基準サイズまで公表されているのは64足です。分からない分は推測で埋めず「基準サイズ非公表」と明記し、メーカーをまたぐ「軽い順」の並べ替えには使っていません。
ソール厚が片方だけ空欄なのは、どういう状態か
厚さが片方しか書いてないのって、単に調べてないだけじゃないの?
調べたうえで、メーカーが公表していないことを確認した状態です。確認した日も記録しています。
シューログの空欄には2種類あります。まだ調べていない欄と、調べたうえでメーカーの公表値を確認できなかった欄です。v5のソール厚は後者にあたります。日本公式の商品ページの保存版、日本公式に残っている別仕様の商品ページ、グローバルの公式ニュースルーム、英国公式ページの保存版、米国公式ページの保存版という5つの経路を当たり、どこにも記載が無いことを最後に確かめたのが2026年8月25日です。
| ソール厚(かかと・前足部) | 出どころ | |
|---|---|---|
| v6 | 40mm / 32mm | ニューバランス公式ニュースルームに数値の記載あり |
| v5 | 公表を確認できず | メーカー公式5経路を確認、記載なし(2026年8月25日確認) |
だからこの2世代については、「厚くなった」とも「薄くなった」とも書けません。書けるのは「v6は40mmと32mmと公表されていて、v5はその公表が見つからない」というところまでです。比較表の欄が「片方が未取得のため差なし」となっているのは、そういう意味です。
収載113足のうち、かかとのソール厚が公表されているのは62足です。残りの多くは、v5と同じく公表されていないことを確認済みの状態です。厚さで絞り込みたいときに、その靴が母数に入らないことがあるのはこのためです。ソール厚という数字が何を指しているかはスペックの見方にまとめています。
定価は2,200円差。実際に払う額は別に動く
新型が出たあとって、型落ちを買うのと新型を買うの、どっちが得なの?
定価の差だけで決めないでください。差が出るのはたいてい実売価格のほうで、それは日ごとに動きます。
本文に出てくる「2,200円」は定価の差です。実際に払う額の差とは違います。
定価はv6が31,900円、v5が29,700円。差は2,200円です。ここまでは動かない数字です。
いっぽう実際に売られている価格は、定価とは別に動きます。このページの下にある価格欄が、楽天市場とYahoo!ショッピングで実際にいくらで出ているかを、取得日つきで並べています。定価差が2,200円だからといって、支払う額の差も2,200円とは限りません。判断の前に、必ずその日の実売価格を見てください。
よくある質問
v6の価格欄に出品が出ていない日があるのはなぜですか?
発売直後のモデルは出品自体が少なく、シューログの掲載条件(別サイズ・別世代・実勢から大きく外れた出品の除外)に合う出品を取得できない日があります。最新の取得結果をそのまま載せているためで、店頭や他の販路の在庫状況を示すものではありません。
幅の広いモデルはありますか?
v6は、日本向けの公式リリースでウイズがメンズ「D」・ウィメンズ「B」と記載されており、それ以外の幅の記載はありません。v5についても、このサイトが記録している範囲では標準幅のみで、ワイドの品番は確認できていません。
どちらもカーボンプレートは入っていますか?
どちらも入っています。2世代ともカーボンプレート搭載として公表されています。ただし初心者が履くべきかどうかは、このページでは判断しません。プレートの有無は公表値ですが、誰に合うかは公表値の外にある話だからです。
v5はいつ発売されたモデルですか?
日本での発売日は未取得です。メーカー公式で確認できていないため、推測での日付は載せていません。v6は2026年8月6日発売と、日本向けの公式リリースに記載があります。
v5の「メーカー公式ページ」のリンク先が商品ページではないのですが。
v5の出典に使っていたニューバランス公式の商品ページは、2026年8月21日の時点でカテゴリ一覧に転送されるようになっていました。そのため2026年8月25日に、公式ページの保存版(アーカイブ)へ出典を差し替えました。ドロップと重量は米国公式ページの保存版、日本での定価とミッドソール素材の記載は日本公式ページの保存版が出どころで、どのリンクがどの数値を裏づけているかはv5の詳細ページに項目ごとに出しています。
サイズ感は大きめですか、小さめですか?
答えられません。サイズ感は履いた人の感想としてしか出てこない情報で、メーカーが数値で公表しているものではないからです。代わりに示せるのは、幅の選択肢とサイズ展開までです。
走った感じはどう違いますか?
答えられません。この2足は走行していないためです。走った印象を知りたい場合は、実際に走った人のレビューをあわせて読んでください。
履いた人の話:SuperComp Elite v5はどうだったか
この章で書くのは数値ではなく、履いたときの感じ方です。このサイトの運営者が、試し履き会でSuperComp Elite v5を履いたときの個人的な印象です。
- SuperComp Elite v5を履いた話です。ここに書くのはv5の印象です。
- ニューバランスのイベントの試し履き会で履いたものです。
- 書き手の走力はフルマラソン2時間56分です。ペースや硬さの感じ方は走力や体格で変わります。
- 走ったペースはインターバル・閾値・レース・Eペースの全域を通しています(速い側だけ、遅い側だけ、ではありません)。
- 試し履き会で自由に走って履いたもので、長い距離や、履き込んだあとの変化は含みません。
- 個人の感じ方なので、スペックの数値のように誰が見ても同じにはなりません。合わない人もいます。
ミッドソール(FuelCell)の印象
柔らかく、クッション感もあって、沈んでから反発をもらえるというイメージでした。反発はちゃんとありますが、爆発的な反発や、弾む感じの反発ではありません。
そのうえで、クセがなくマイルドで扱いやすいという印象でした。乗り味に引っかかるところがない、という意味です。
接地感の印象
厚底なのに接地感もあるという印象でした。ドロップが大きめに感じることと、つま先の反り上がりが控えめなことが理由かもしれない、というのが書き手の受け取り方です。
なお、ここは走ったときの感じ方の話で、上のスペックの節に出ている数値を説明したものではありません。
速度域の印象
ゆっくりのペースには向いていないと感じました。レーシングシューズであることに加えて、沈んでから反発をもらう性格なので、ゆっくり走ると噛み合いにくい、という感じ方です。
これは速い側だけを走っての推測ではありません。Eペースまで含めて一通り走ったうえで、ゆっくり走る日にはそう感じた、ということです。
| こういう人には合いそう | こういう人には合わなさそう |
|---|---|
| クセのない、扱いやすい乗り味を求める人 | 爆発的な反発や、弾む感覚が欲しい人 |
| 沈んでから返ってくる感触が好みの人 | 踏んだらすぐ返る、反応の速さが欲しい人 |
| 厚底でも接地感が欲しい人 | ゆっくりのペース中心で1足を使いたい人 |
この節と、上の数値の関係
スペックの節は、メーカーが公表している値をそのまま並べたものです。誰が確かめても同じになります。
こちらは1人の印象で、同じ靴でも人によって違う部分です。数値で絞り込んでから、最後に試着で確かめる——その間を埋める材料として読んでください。
まとめ
- 公表値で比べられるのは、ドロップと定価の2項目です。ソール厚はv5側にメーカーの公表値を確認できず、重量は2世代で基準サイズが違うため、どちらも比べられません。
- 重量の公表値はv6が198g、v5が215gです。ただし基準サイズがv6は27.5cm、v5はウィメンズ サイズ7/メンズ サイズ9.5で、同じ大きさの靴を量った数字だと確かめられないため、差は出していません。しかもv6の重量自体、日本公式の198gとグローバル公式の190gで表記が分かれています。
- ドロップは8mmのまま据え置きです。ただしv6はかかと40mm・前足部32mmと公表されている一方、v5は高さそのものの公表が見つかりません。傾きが同じでも、高さが同じとは限りません。
- ミッドソールの説明のされ方が、2世代で変わりました。v5はミッドソール(FuelCell)が「100%PEBAフォーム」で作られていると、素材の系統まで公表されています。v6で公表されているのはミッドソール素材の名前「Infinion」までで、それが化学的にどの系統(PEBAなど)かは公表されていません。特許・日米の公式ページ・公式ニュースルームを当たっても記載が見つからなかったため、シューログもこの欄を空けたままにしています。
- 定価はv6が31,900円、v5が29,700円で、差は2,200円です。実際に払う額の差はこれとは別に動くので、下の価格欄でその日の値を確認してください。
- v5を試し履き会で履いた印象では、柔らかく沈んでから反発をもらえる、クセのない乗り味でした。爆発的な反発ではなく、ゆっくりのペースには向いていないと感じました(個人の感じ方です)。
- この2世代は、数値で言い切れる範囲が狭い組み合わせです。だからこそ「何が公表されていて、何が公表されていないか」を先に知っておくと、値段の差を自分の理由で引き受けられます。そのうえで、足に合うかどうかは試着で確かめるのが確実です。
いまの価格を見る
メーカーが決めた定価の差は+¥2,200です。ただし店ごとに値引きの幅が違うので、実際に払う額の差はこれとは限りません。いまの価格で見比べてください。
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スペックの見方がわからないとき
ドロップ・ソール厚・重量が、それぞれ何を意味する数字なのかを解説しています。
個別ページ
出典:New Balance FuelCell SuperComp Elite v6(メーカー公表値・取得日2026-08-21)/New Balance FuelCell SuperComp Elite v5(発売時公表値・取得日2026-08-25)