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Puma Velocity Nitro 5 と Puma Velocity Nitro 4 の違い(数値比較)
| 項目 | Velocity Nitro 5 | Velocity Nitro 4 | 差新−旧 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 240g27.0cm基準 | 250g27.0cm基準 | −10g |
| かかと | 35mm | 36mm | −1mm |
| 前足部 | 27mm | 26mm | +1mm |
| ドロップ | 8mm | 10mm | −2mm |
| 定価 | ¥16,500 | ¥16,500 | 同じ |
軽さを優先するならVelocity Nitro 5(公表値で 10g 軽い)。かかとが厚い方がよければVelocity Nitro 4(公表値で 1mm 厚い)。
出典:Puma Velocity Nitro 5(メーカー公表値・取得日2026-08-06)/Puma Velocity Nitro 4(メーカー公表値・取得日2026-07-07)
- 実線と矢印:Velocity Nitro 5かかと 35mm・前足部 27mm
- 点線:Velocity Nitro 4かかと 36mm・前足部 26mm
いまの価格
定価は同じ。実際の価格は店ごとに違います。
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定価との差 −¥5,511
定価は、メーカーの公式サイト・公式発表に載っていた価格です。希望小売価格か直販価格かは区別していません(Puma Velocity Nitro 5 2026年8月6日確認・Puma Velocity Nitro 4 2026年7月7日確認)。
5と4、どっちを買えばいい?
4もまだ買えます。何で選ぶか。
- ドロップを10mmより下げたい人は、5です。10mmから8mmに下がり、ロード用の中央値(8mm)に並びました。
- 4を履いていて、その足入れの形が合っている人は、4を買い直す理由が残ります。5は前足部が1mm厚く、かかとが1mm薄くなっていて、同じ形ではありません。
- 軽いほうがいい人は、5です。27.0cm片足で250gから240gになりました。
- 安く買いたい人は、4を探す価値があります。定価は同じなので、差が出るとしたら実売価格のほうです(このページの価格欄で確認できます)。
- 迷っている人へ:比べているのはメーカー公表値です。4を履いたときの印象は、後半「履いた人の話」にあります。形が変わった世代なので、最後は店頭で試着してください。
結論:素材の名前は同じ、変わったのは形と重さ
このページの冒頭の表が、その内訳です。5項目のうち4項目が動き、価格だけが据え置きでした。
| 項目 | ヴェロシティ ニトロ 5 | ヴェロシティ ニトロ 4 | 差 |
|---|---|---|---|
| 重量(27.0cm片足) | 240g | 250g | −10g |
| ドロップ | 8mm | 10mm | −2mm |
| ソール厚(かかと) | 35mm | 36mm | −1mm |
| ソール厚(前足部) | 27mm | 26mm | +1mm |
| 定価 | 16,500円 | 16,500円 | 据え置き |
いっぽう、素材として公表されている名前は次のとおりで、2世代で違いがありません。
| 部位 | ヴェロシティ ニトロ 5 | ヴェロシティ ニトロ 4 |
|---|---|---|
| ミッドソール | NITROFOAM(フルレングス) | NITROFOAM(フルレングス) |
| エネルギーリターン | 85%(公式表記) | 85%(公式表記) |
| アウトソール | PUMAGRIP | PUMAGRIP |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
| プレート | なし | なし |
ドロップが2mm下がる、というのはどういうことか
ドロップは、かかとの厚さから前足部の厚さを引いた差です。数字が小さいほど、かかとと前足部の高さが近くなります。2世代の数字を当てはめると、こうなります。
Velocity Nitro 5
- かかと
- 35mm
- 前足部
- 27mm
- ドロップ
- 8mm
Velocity Nitro 4
- かかと
- 36mm
- 前足部
- 26mm
- ドロップ
- 10mm
かかとが1mm薄くなり、前足部が1mm厚くなった。2つが逆向きに動いた結果、差が2mm縮みました。「全体を薄くした」のとは違う動き方です。
メーカー自身も、5の商品ページでこの変更を「ドロップ8mm(27mm / 35mm)へと最適化され、前足部のクッション性を高めつつ、安定感のあるバランスの良い走行感を実現しています」と説明しています(PUMA公式 ヴェロシティ ニトロ 5 →)。これはメーカーが狙いとして述べていることで、このページで確かめた内容ではありません。確かめられるのは、上の寸法の数字までです。
素材の名前は同じ。「何でできているか」はメーカーの説明に無い
NITROFOAMって結局なんなの? 名前だけ聞いてもわからないんだけど。
窒素を含ませたフォーム、というところまでは公式に書かれています。その先の化学的な系統は、PUMA公式の説明には書かれていません。
PUMAの公式の説明は、フォームごとに次のとおりです。
| 対象 | PUMA公式の説明 |
|---|---|
| 上位のレース用フォームのNITROFOAM ELITE | 「nitrogen-infused thermoplastic foam(窒素を含ませた熱可塑性フォーム)」という説明があります(PUMA公式 Footwear Technologies →) |
| ヴェロシティ ニトロが積んでいる無印のNITROFOAM | PUMA公式の説明に系統を示す記載が見つかりませんでした |
そこで専門メディアの記事を、世代ごとに分けて確認しました。
| 世代 | 専門メディアの記事の記述 | 詳細ページでの扱い |
|---|---|---|
| 5 | 5を名指しした専門メディアのレビューが「A-TPU(脂肪族TPU)ベースのNITROFOAM」と書いています(専門メディアのレビュー →) | 系統を「業界情報ベース」のA-TPU系として表示しています(メーカー公表の系統ではありません) |
| 4 | 4を名指しした記事どうしで系統の書き方が割れていました。A-TPUと書く記事もあれば、「EVAに窒素を含ませたもの」と書く記事もあります | どれか1つに決める根拠がないため、系統を「非公表」のままにしています。5の記事の記述を、世代をまたいで4に当てはめることもしていません |
系統確認日 2026-09-25
系統ごとの性格は素材の読み方ガイドで解説しています。
メーカー公表ではなく、専門メディア等の報道に基づく分類です。確度の見方
※反発・軽さ・温度耐性は系統の一般的傾向の目安であり、個別モデルの実測値ではありません。
- A-TPU=脂肪族ウレタン系(ウレタンの新しい世代)
系統ごとの一般的傾向(個別モデルの実測値ではありません)。TPEE系はこの図に未掲載。ほかの略号と詳しい見方は素材ガイドへ →
表の注記
基本情報
| Puma Velocity Nitro 5 | Puma Velocity Nitro 4 | |
|---|---|---|
| 発売日(日本) | 2026-07-09 | 2025-07-17 |
| アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
| アウトソール | PUMAGRIP | PUMAGRIP |
発売日(日本)
- Puma Velocity Nitro 5
- 2026-07-09
- Puma Velocity Nitro 4
- 2025-07-17
アッパー
- Puma Velocity Nitro 5
- エンジニアードメッシュ
- Puma Velocity Nitro 4
- エンジニアードメッシュ
アウトソール
- Puma Velocity Nitro 5
- PUMAGRIP
- Puma Velocity Nitro 4
- PUMAGRIP
- Puma Velocity Nitro 5 の個別ページ → メーカー公表値
- Puma Velocity Nitro 4 の個別ページ → メーカー公表値
外部の実測(RunRepeat)
| 項目 | Puma Velocity Nitro 5 | Puma Velocity Nitro 4 |
|---|---|---|
| 反発大きいほど跳ね返りが強い | Puma Velocity Nitro 5かかと64.0%前足部69.3% | Puma Velocity Nitro 4かかと67.5%前足部74.2% |
| 衝撃吸収大きいほど衝撃をやわらげる | Puma Velocity Nitro 5かかと129 SA前足部101 SA | Puma Velocity Nitro 4かかと136 SA前足部100 SA |
| ミッドソールの柔らかさ小さいほど柔らかい | Puma Velocity Nitro 540.5 AC | Puma Velocity Nitro 441.8 AC |
| グリップ大きいほど滑りにくい | Puma Velocity Nitro 50.78 | Puma Velocity Nitro 40.65 |
| アウトソール耐久(削れた深さ)大きいほど減りやすい | Puma Velocity Nitro 50.9 mm | Puma Velocity Nitro 41.1 mm |
| アウトソール厚アウトソールのゴムの厚さ | Puma Velocity Nitro 53.6 mm | Puma Velocity Nitro 43.9 mm |
| ミッドソール幅大きいほど接地面が広い | Puma Velocity Nitro 5前足部111.0 mmかかと91.3 mm | Puma Velocity Nitro 4前足部109.1 mmかかと89.5 mm |
| 屈曲のかたさ大きいほど曲がりにくい | Puma Velocity Nitro 59.3 N | Puma Velocity Nitro 48.9 N |
| ねじり剛性大きいほどねじれにくい | Puma Velocity Nitro 57.4 Nm | Puma Velocity Nitro 47.8 Nm |
反発大きいほど跳ね返りが強い
- Puma Velocity Nitro 5
- かかと64.0%前足部69.3%
- Puma Velocity Nitro 4
- かかと67.5%前足部74.2%
衝撃吸収大きいほど衝撃をやわらげる
- Puma Velocity Nitro 5
- かかと129 SA前足部101 SA
- Puma Velocity Nitro 4
- かかと136 SA前足部100 SA
ミッドソールの柔らかさ小さいほど柔らかい
- Puma Velocity Nitro 5
- 40.5 AC
- Puma Velocity Nitro 4
- 41.8 AC
グリップ大きいほど滑りにくい
- Puma Velocity Nitro 5
- 0.78
- Puma Velocity Nitro 4
- 0.65
アウトソール耐久(削れた深さ)大きいほど減りやすい
- Puma Velocity Nitro 5
- 0.9 mm
- Puma Velocity Nitro 4
- 1.1 mm
アウトソール厚アウトソールのゴムの厚さ
- Puma Velocity Nitro 5
- 3.6 mm
- Puma Velocity Nitro 4
- 3.9 mm
ミッドソール幅大きいほど接地面が広い
- Puma Velocity Nitro 5
- 前足部111.0 mmかかと91.3 mm
- Puma Velocity Nitro 4
- 前足部109.1 mmかかと89.5 mm
屈曲のかたさ大きいほど曲がりにくい
- Puma Velocity Nitro 5
- 9.3 N
- Puma Velocity Nitro 4
- 8.9 N
ねじり剛性大きいほどねじれにくい
- Puma Velocity Nitro 5
- 7.4 Nm
- Puma Velocity Nitro 4
- 7.8 Nm
計測の時期が違う2足は、RunRepeat の計測方法が変わっていることがあります。|先方の計測方法(外部)
出典:RunRepeat|Puma Velocity Nitro 5(取得日 2026年10月9日)|Puma Velocity Nitro 4(取得日 2026年9月13日)。いずれもシューログの実測ではありません。
ロード用シューズの中での位置
重量157足 / 96〜351・中央値255
ロード用157足の分布(棒の色=重量の基準サイズ/棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
ドロップ158足 / 1.5〜10・中央値8
ロード用158足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
ソール厚(かかと)116足 / 27〜55・中央値39
ロード用116足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
ソール厚(前足部)114足 / 17〜47・中央値32
ロード用114足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
価格161足 / 10450〜88000・中央値22000
ロード用161足の分布(棒をタップ→その帯のシューズ一覧)
▼=Puma Velocity Nitro 5▽=Puma Velocity Nitro 4
ドロップ2mmと10gを、どう読むか
ドロップが2mm下がったのは、大きい変化なのか
4の10mmから5の8mmへの変更は、収載のロード用シューズのドロップの中央値(8mm)に5が並んだ、という動き方です。分布の中の位置は、このページの「ロード用シューズの中での位置」で確かめられます。
- いま履いている靴のドロップとの差で読むのが近道です。10mm前後の靴からなら差は2mm、4mmの靴からなら差は4mm開きます。
10gの差を、どう読むか
片足で10g、両足で20gの差です。この差は、同じ土俵で比べたものだと言えます。
この2足はどちらも27.0cm片足での数字をメーカーが公表しているので、10gという差をそのまま受け取れます。
「素材の名前が同じ」を、どこまで信じるか
ミッドソール・アウトソール・アッパーの名前は2世代で同じです。ただし、名前が同じことは、中身がまったく同じであることを保証しません。メーカーが配合や密度を変えても、商標名をそのまま使い続けることはあります。公表されている情報の範囲では違いが見つからない、というのが正確な言い方です。
よくある質問
4はもう買えないのですか?
どちらかにプレートは入っていますか?
幅の広いモデルはありますか?
履いた人の話:ヴェロシティ ニトロ 4はどうだったか
ここから下は数値ではありません。このサイトの運営者が、イベントでヴェロシティ ニトロ 4を履いたときの個人的な印象です。
- ヴェロシティ ニトロ 4を履いた話です。ここに書くのは4の印象で、5について書いたものではありません。
- 内容はショートダッシュとジョグですが、ペースはインターバル・閾値・レース・Eペースの全域を通しています(速い側だけ、遅い側だけ、ではありません)。
- イベントで履いたもので、長い距離や、履き込んだあとの変化は含みません。
- 個人の感じ方なので、スペックの数値のように誰が見ても同じにはなりません。合わない人もいます。
ミッドソール(NITROFOAM)の印象
他社のジョグ向けシューズのミッドソールと比べて、やや硬めで反発が早いという印象でした。踏んでから返ってくるまでが短い感じです。
速度帯によらず、同じ方向の印象でした。
| こういう人には合いそう | こういう人には合わなさそう |
|---|---|
| クッションが沈み込む感覚が苦手な人 | シューズにクッション感が欲しい人 |
| ジョグだけでなくショートダッシュやドリルもやる人 | はずむ感覚が欲しい人 |
| 反応が早いほうが好みの人 | 反応が早すぎないほうが好みの人 |
アウトソール(PUMAGRIP)の印象
グリップがかなり強いという印象でした。レーシングシューズと比べても引けを取らない、と感じるくらいです。
この節と、上の数値の関係
スペックの節は、メーカーが公表している値をそのまま並べたものです。誰が確かめても同じになります。
こちらは1人の印象で、同じ靴でも人によって違う部分です。数値で絞り込んでから、最後に試着で確かめる——その間を埋める材料として読んでください。
まとめ
- 公表されている素材の名前は、2世代で同じです。変わったのは寸法と重量の4項目だけでした。
- ドロップを10mmより下げたい人は、5です。10mmから8mmになり、ロード用の中央値に並びました。かかとを1mm薄く、前足部を1mm厚くした結果です。
- 軽いほうがいい人は、5を選ぶ理由があります。重量は250gから240gへ。2世代とも27.0cm片足の公表値なので、この10gは同じ条件どうしの差です。
- 安く買いたい人は、4を探す価値があります。定価は16,500円で据え置きです。差が出るとしたら実売価格のほうなので、このページの価格欄で確認してください。
- 4を履いた印象は「やや硬めで反発が早い」でした。沈み込む感覚が苦手な人には向き、クッション感が欲しい人には向きません(1人の印象です)。
- 形が変わった世代です。数値で絞り込んだあと、足に合うかどうかは試着で確かめるのが確実です。
データの出典と注記出典・取得日・単位と計測・表示のきまり
出典と取得日
- Puma Velocity Nitro 5:メーカー公式ページ(取得日 2026-08-06)
- Puma Velocity Nitro 4:メーカー公式ページ(取得日 2026-07-07)
- Puma Velocity Nitro 5の発売日の出典:メーカー公式プレスリリース(取得日 2026-09-03)
- Puma Velocity Nitro 4の発売日の出典:メーカー公式プレスリリース(取得日 2026-09-03)
比べ方
- 差の表で比べているのはメーカーが公表している数値だけです。シューログが計測した値ではありません。「外部の実測(RunRepeat)」の節は RunRepeat が計測した値を並べたもので、差は出していません。履き心地のような、実際に走らないと分からない項目は扱いません。
- アッパーとアウトソールは、メーカーの公表内容に基づく表記です。商標名で公表するメーカーと、素材の一般名で公表するメーカーがあります。英語や複数箇所に分かれた記載は、読みやすさを優先して整えている場合があります。